OGW発売後、初調整
2016年1月24日 スタンダード■新環境、始まりました。
OGW発売されましたね、まだ開封途中ですが新環境のデッキを考えていこうと思います。
■スタンダード改修案件
今期も取り敢えずエスパードラゴンを改良していこうと思います。
OGW最大の収穫は《鞭打つ触手/Flaying Tendrils》、次に《闇の掌握/Grasp of Darkness》ではないでしょうか、両者アンコモンですが……。
《鞭打つ触手》は待望のエスパーメンター、アタルカレッド、4色ラリーに対する答えになるでしょう。今まで《衰滅/Languish》で凌いでいましたが、《衰滅》は4マナが重い上に自分の場の《龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai》を巻き込んでしまうこともありました。《鞭打つ触手》は3マナな上、スペルを構えていない《僧院の導師/Monastery Mentor》や4色ラリーの各クリーチャーを除去し、追放してしまうことができます。
《闇の掌握》は黒ダブルシンボルですが現環境では数少ない優秀な除去として機能します。《包囲サイ/Siege Rhino》や《黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fang》に対しては効果が薄いですが《先頭に立つもの、アナフェンザ/Anafenza, the Foremost》や様々なデッキに今後数を増やしそうな《ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet》などにはピンポイントに機能します、今まで《究極の価格/Ultimate Price》を入れていた枠を競合することになるのではないでしょうか。
あと検討枠として欠色版《雲散霧消/Dissipate》こと《虚空の粉砕/Void Shatter》でしょうか。以前採用していた《呪文萎れ/Spell Shrivel》や《風への散乱/Scatter to the Winds》、現在採用されている《意思の激突/Clash of Wills》と枠を競合するのではないでしょうか。序盤から構えられる《意思の激突》と4色ラリーなど墓地経由で再利用するデッキと相性の良い《虚空の粉砕》、それぞれメタに応じて切り替えるようにしたほうが良いかもしれません。
また《ゲトの裏切り者、カリタス》も収穫といえば収穫でしょうか、4色ラリーに明確に効くカードであり、また同型と当たった時の《精霊龍の安息地/Haven of the Spirit Dragon》を利用したドラゴンの再利用に歯止めをかけることができます。環境に4色ラリーが多いようならばサイドボードに忍ばしておいても良いかもしれません。
次に抜けそうなカードですが上記に上げた《究極の価格》、《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》が上げられるでしょう。今回のCマナを使うクリーチャーが強く数も多いので無色クリーチャーに効かない上記の2枚は採用する場合は枚数を調整する必要があると思います(あれ?これ前も言ってましたね)。
まだ、大きなイベント前ということもあり、メタを読めない状況ですがすぐに検討できるのはこれぐらいでしょうか。
以下が改良後のレシピになります。
OGWにて黒シンボルを要求するカードが増え、一部白マナを要求するカードを減らしたため、若干土地の配分を変更しました。取り敢えずこれで回してみようと思います。
■モダン改修案件
今回Cマナを使うスペルが増えた事と双子やブルームが禁止されたことで、普段使っている青単トロンも改修出来るようになりました。
こちら側の収穫は貴重な低コスト除去の《次元の歪曲/Spatial Contortion》と無色チャームこと《歪める嘆き/Warping Wail》の2枚ではないでしょうか。
《次元の歪曲》は軽く、ある程度のクリーチャーまで除去することができ、こちら側のクリーチャーを強化する事にも使えます。また、欠色の為にプロテクションを持つクリーチャーにも効果があるのが利点ですね。但し除去先のクリーチャーのパワーを上げてしまうため、除去しきれなかった場合、最悪致命傷になる事もありますので注意が必要でしょう。しかし、同型には私も含めライフロスを込みにしても《四肢切断/Dismember》を使う事もありますのでそれに入れ替わる形での採用も十分にあり得るのではないでしょうか。
《歪める嘆き》はモダン環境におけるシステムクリーチャーを除去したり(《闇の腹心/Dark Confidant》や《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》など)、一部の致命傷になるソーサリー(《風景の変容/Scapeshift》など)を打ち消したり、エルドラージ・末裔トークンでチャンプもしくはブーストできるなど大変汎用性の高いスペルになっています、これも採用の余地があると考えます。
既存カードでも《欠片の双子/Splinter Twin》デッキやアミュレットブルームが潰れたことで各トロン系や新鋭の黒系エルドラージなど特殊な土地をベースにしたデッキが数を増やしそうなので《幽霊街/Ghost Quarter》やアドを失いにくい《広がりゆく海/Spreading Seas》などを検討しても良いのではないでしょうか。
この辺を考慮した結果が以下のレシピになります。
取り敢えず雛形だけ。
以前からの変更点として……
・《威圧のタリスマン/Talisman of Dominance》の採用
・各種スペル配分の見直し
・サイドボード修正
……といったところでしょうか。
これで一旦回してみて各種微調整していこうと思います。
■終わりに……。
いよいよ新環境スタートとなりました。
まだメタを読めない段階ですが新カードを入れてメインデッキ2個を改修してみました。それぞれの環境に新しいアーキタイプも出てくるはずですので楽しんでプレイしようと思います、今期もよろしくお願いします。
OGW発売されましたね、まだ開封途中ですが新環境のデッキを考えていこうと思います。
■スタンダード改修案件
今期も取り敢えずエスパードラゴンを改良していこうと思います。
OGW最大の収穫は《鞭打つ触手/Flaying Tendrils》、次に《闇の掌握/Grasp of Darkness》ではないでしょうか、両者アンコモンですが……。
《鞭打つ触手》は待望のエスパーメンター、アタルカレッド、4色ラリーに対する答えになるでしょう。今まで《衰滅/Languish》で凌いでいましたが、《衰滅》は4マナが重い上に自分の場の《龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai》を巻き込んでしまうこともありました。《鞭打つ触手》は3マナな上、スペルを構えていない《僧院の導師/Monastery Mentor》や4色ラリーの各クリーチャーを除去し、追放してしまうことができます。
《闇の掌握》は黒ダブルシンボルですが現環境では数少ない優秀な除去として機能します。《包囲サイ/Siege Rhino》や《黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fang》に対しては効果が薄いですが《先頭に立つもの、アナフェンザ/Anafenza, the Foremost》や様々なデッキに今後数を増やしそうな《ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet》などにはピンポイントに機能します、今まで《究極の価格/Ultimate Price》を入れていた枠を競合することになるのではないでしょうか。
あと検討枠として欠色版《雲散霧消/Dissipate》こと《虚空の粉砕/Void Shatter》でしょうか。以前採用していた《呪文萎れ/Spell Shrivel》や《風への散乱/Scatter to the Winds》、現在採用されている《意思の激突/Clash of Wills》と枠を競合するのではないでしょうか。序盤から構えられる《意思の激突》と4色ラリーなど墓地経由で再利用するデッキと相性の良い《虚空の粉砕》、それぞれメタに応じて切り替えるようにしたほうが良いかもしれません。
また《ゲトの裏切り者、カリタス》も収穫といえば収穫でしょうか、4色ラリーに明確に効くカードであり、また同型と当たった時の《精霊龍の安息地/Haven of the Spirit Dragon》を利用したドラゴンの再利用に歯止めをかけることができます。環境に4色ラリーが多いようならばサイドボードに忍ばしておいても良いかもしれません。
次に抜けそうなカードですが上記に上げた《究極の価格》、《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》が上げられるでしょう。今回のCマナを使うクリーチャーが強く数も多いので無色クリーチャーに効かない上記の2枚は採用する場合は枚数を調整する必要があると思います(あれ?これ前も言ってましたね)。
まだ、大きなイベント前ということもあり、メタを読めない状況ですがすぐに検討できるのはこれぐらいでしょうか。
以下が改良後のレシピになります。
エスパードラゴン 小箱仕様 OGW環境Ver.1.0
4:《島/Island》
2:《乱脈な気孔/Shambling Vent》
3:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
2:《精霊龍の安息地/Haven of the Spirit Dragon》
3:《沼/Swamp》
4:《汚染された三角州/Polluted Delta》
2:《大草原の川/Prairie Stream》
4:《窪み渓谷/Sunken Hollow》
2:《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
1:《コイロスの洞窟/Caves of Koilos》
3:《龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai》
1:《漂う死、シルムガル/Silumgar, the Drifting Death》
2:《龍王シルムガル/Dragonlord Silumgar》
4:《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy》
2:《命運の核心/Crux of Fate》
2:《強迫/Duress》
4:《時を越えた探索/Dig Through Time》
1:《苦い真理/Painful Truths》
3:《忌呪の発動/Foul-Tongue Invocation》
2:《意思の激突/Clash of Wills》
4:《シルムガルの嘲笑/Silumgar’s Scorn》
2:《完全なる終わり/Utter End》
2:《闇の掌握/Grasp of Darkness》
1:《究極の価格/Ultimate Price》
1:《鞭打つ触手/Flaying Tendrils》
1:《黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fang》
3:《アラシンの僧侶/Arashin Cleric》
1:《龍王の大権/Dragonlord’s Prerogative》
2:《オジュタイの命令/Ojutai’s Command》
2:《否認/Negate》
2:《蔑み/Despise》
2:《正義のうねり/Surge of Righteousness》
1:《ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet》
1:《鞭打つ触手/Flaying Tendrils》
OGWにて黒シンボルを要求するカードが増え、一部白マナを要求するカードを減らしたため、若干土地の配分を変更しました。取り敢えずこれで回してみようと思います。
■モダン改修案件
今回Cマナを使うスペルが増えた事と双子やブルームが禁止されたことで、普段使っている青単トロンも改修出来るようになりました。
こちら側の収穫は貴重な低コスト除去の《次元の歪曲/Spatial Contortion》と無色チャームこと《歪める嘆き/Warping Wail》の2枚ではないでしょうか。
《次元の歪曲》は軽く、ある程度のクリーチャーまで除去することができ、こちら側のクリーチャーを強化する事にも使えます。また、欠色の為にプロテクションを持つクリーチャーにも効果があるのが利点ですね。但し除去先のクリーチャーのパワーを上げてしまうため、除去しきれなかった場合、最悪致命傷になる事もありますので注意が必要でしょう。しかし、同型には私も含めライフロスを込みにしても《四肢切断/Dismember》を使う事もありますのでそれに入れ替わる形での採用も十分にあり得るのではないでしょうか。
《歪める嘆き》はモダン環境におけるシステムクリーチャーを除去したり(《闇の腹心/Dark Confidant》や《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》など)、一部の致命傷になるソーサリー(《風景の変容/Scapeshift》など)を打ち消したり、エルドラージ・末裔トークンでチャンプもしくはブーストできるなど大変汎用性の高いスペルになっています、これも採用の余地があると考えます。
既存カードでも《欠片の双子/Splinter Twin》デッキやアミュレットブルームが潰れたことで各トロン系や新鋭の黒系エルドラージなど特殊な土地をベースにしたデッキが数を増やしそうなので《幽霊街/Ghost Quarter》やアドを失いにくい《広がりゆく海/Spreading Seas》などを検討しても良いのではないでしょうか。
この辺を考慮した結果が以下のレシピになります。
青単トロン 小箱仕様 OGW環境ver.1.0
7:《島/Island》
1:《雲の宮殿、朧宮/Oboro, Palace in the Clouds》
4:《ウルザの塔/Urza’s Tower》
4:《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant》
4:《ウルザの鉱山/Urza’s Mine》
1:《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》
1:《荒廃した瀑布/Blighted Cataract》
1:《幽霊街/Ghost Quarter》
1:《宝石の洞窟/Gemstone Caverns》
2:《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》
2:《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》
1:《白金の天使/Platinum Angel》
1:《隔離するタイタン/Sundering Titan》
4:《探検の地図/Expedition Map》
2:《差し戻し/Remand》
1:《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》
2:《威圧のタリスマン/Talisman of Dominance》
4:《知識の渇望/Thirst for Knowledge》
1:《忘却石/Oblivion Stone》
1:《精神隷属器/Mindslaver》
1:《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》
4:《卑下/Condescend》
2:《歪める嘆き/Warping Wail》
3:《次元の歪曲/Spatial Contortion》
2:《加工/Fabricate》
3:《広がりゆく海/Spreading Seas》
サイドボード
1:《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》
1:《ボトルのノーム/Bottle Gnomes》
1:《払拭/Dispel》
1:《精神隷属器/Mindslaver》
1:《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
2:《ハーキルの召還術/Hurkyl’s Recall》
2:《計略縛り/Trickbind》
2:《霊気化/AEtherize》
1:《徴用/Commandeer》
1:《魔女封じの宝珠/Witchbane Orb》
1:《忘却石/Oblivion Stone》
1:《呪文の噴出/Spell Burst》
取り敢えず雛形だけ。
以前からの変更点として……
・《威圧のタリスマン/Talisman of Dominance》の採用
・各種スペル配分の見直し
・サイドボード修正
……といったところでしょうか。
これで一旦回してみて各種微調整していこうと思います。
■終わりに……。
いよいよ新環境スタートとなりました。
まだメタを読めない段階ですが新カードを入れてメインデッキ2個を改修してみました。それぞれの環境に新しいアーキタイプも出てくるはずですので楽しんでプレイしようと思います、今期もよろしくお願いします。
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